2016秋 北への旅 ２５

GR21/RETRO400S

千歳空港で温泉に入ったりごはんを食べたりして飛行機までの時間をつぶした。
余裕でくつろいでいたがふと気づくと搭乗10分前でさすがに慌てる。
北海道の旅はおわり、やがてバタバタと機上の人となった。
けれど帰るわけではない。このまま東京へ向かう。

2016秋 北への旅 ２４

GR21/RETRO400S

深川から特急であっという間。あの赤白煙突が見えたら、ああもう札幌だ、といつも思う。

2016秋 北への旅 ２３

GR21/PRO400H

昨日淡々と歩いた景色は一瞬で過ぎ去って汽車は留萌、そして深川へ。

2016秋 北への旅 ２２

GF670/TRI-X

車窓から見るこの景色も見納め。

2016秋 北への旅 ２１

GF670/TRI-X

駅についてややもすると始発列車がやってきた。
来るときは満員だった汽車も帰りは僕を含めて3人の乗客だった

2016秋 北への旅 ２０

GF670/PORTRA800

朝外を見てみるとまだ雨。でも小降り。
港のほうも見てみたいので早めに宿を出た。

2016秋 北への旅 １９

GR21/PRO400H

宿では海が見える良い部屋だった。
早めにお風呂を頂いてぼけーっと海と、宿の前でウロウロ飛んでいるカモメを見ていた。

夜になって雨。
近くの居酒屋のような寿司屋で少しのお酒と刺身を頂く。美味しかった。そのあとなぜか揚げ物を頼んでおなかいっぱい。
寝床で胸焼けに少しうめく。

2016秋 北への旅 １８

GF670/PORTRA800

夕方、散歩がてら日本最北端の酒造、増毛酒造へ。
自分の土産に酒を2本買った。宅配で送ってもらう手続きをしている間、お店の人と少し話をした。
最後に汽車はなくなっちゃうけどまた来てくださいね、と言われた。
たぶんまた来るよ。

2016秋 北への旅 １７

GF670/PORTRA800

増毛駅からぶらぶらと歩いて宿へ向かう。雨が降らなくて良かったなあ、なんて思いながら。
もう今日は目的もなにもない。

2016秋 北への旅 １６

GF670/PORTRA400

乗った扉のすぐ横に立って前を見ていた。
運転士のカバンと一緒にタブレットがあった。

2016秋 北への旅 １５

Gf670/PORTRA400

結局箸別まで歩いて、ここで汽車を待った。
増毛まで歩こうかとも考えたがやっぱり汽車に乗って終点に降り立ちたい。

短い板張りのホームに汽車が入りきるのかな、なんて思ってたら
乗降する前扉だけが使えるように停まった。後ろ半分は飛び出したままだ。
ここから終点までふたたび数分の汽車旅。

2016秋 北への旅 １４

GF670/T-MAX100

僕の地元や東京は暑い日だったようだけど、この日の増毛あたりの気温は18℃前後。
さくさく歩いてても汗が鬱陶しくないちょうどいい気温だった。

ずっと殆ど人と出会わない。
本州でもそんな場所はあるが、北海道独特の、としかいえないこの寂寞とした雰囲気が大好きだ。

2016秋 北への旅 １３

GR21/PRO400H

舎熊駅まで歩いたところで上り列車を見送って、次の朱文別駅。
後ろからずっと同じように歩いてくる人がいた。

2016秋 北への旅 １２

GR21/PRO400H

天気が持ちそうなので途中の信砂駅で降りることにした。
まあいざ雨となったときも、この先は１～２キロおきに駅があるのですぐまた乗車すればいい。
ただし次の汽車まで2時間近く待つことにはなるのだけど。

2016秋 北への旅 １１

GF670/TRI-X

増毛へ。

2016秋 北への旅 １０

GR21/PRO400H

留萌駅は5回目くらい。なので待合室に駅そばがあるのは知っていた。
普通の駅そばだけど、こんなに旨かったひるめしは久しぶり。空腹は最高の・・ってやつだな。

停車中に食べたけど、案外余裕で食べ終わってこんな写真を撮る余裕もあった。

2016秋 北への旅 ９

GF670/TRI-X

GR21/PRO400H

十津川駅から滝川駅まで歩くつもりだったが天候が微妙に思えたのでバスにした。
滝川から深川までちょうど鈍行がなくて仕方なく特急スーパーカムイに乗る。深川からは留萌線に。
ここで留萌まで回送扱いの車両を連結する作業をぼーっとみていて、なにも食べ物を買わずに発車してしまった。
朝はホテルを出た5時半頃に軽く食べただけなので腹が減ってきている。考えるとなおさら腹が減るので気絶する(寝る)ことにした。
今思えばもったいない。景色を楽しめば良かった。

2016秋 北への旅 ８

GF670/TRI-X

GR1v/PORTRA400

札幌から直通で行く新十津川行きの普通列車がやってくると、よく平日なのにこんなに・・というほど人が乗ってきていた。
ちょっと迷惑そうに地元の人々が降りていくとその後入れ替えの列車が来るまでは
汽車と駅舎の撮影会。さっきまでの静けさがウソのようだ。
やがて入れ替えののち発車した汽車は新十津川へ。
おそらくこうしてキハに揺られてやってくるのはこれが最後だ。

2016秋 北への旅 ７

GF670/TRI-X

ここは駅員さんの居る駅だった。それだけでもちょっと嬉しい。
ちょっとだけ話を聞いた。
この先が１日1本だけの列車になってから切符を買いに来る人がどっと増え中には入場券をこども価格で
数十枚まとめて買っていく人がいたり、とにかくたくさん切符が売れて在庫がなくなったりしたときもあったとか。
そういう状態なのに、さらにこんどはなんで切符が無いんだ怠慢だと暴れる人もいたとかで
今はとうとう切符販売自体をやめてしまったとのことだった。
ほかにも列車が来ないからいいだろうと平気で線路を歩く人が後を絶たないとか。まあとにかく殆どが苦言。

でも最後には　まあそれも列車が走ってるうちだけどね　なんてポツリと呟くように言っていた。

2016秋 北への旅 ６

GF670/TRI-X