XA/Legacy Pro400 |
じっくり写真を眺めて楽しんだあと、ギャラリーの入り口近くで販売している写真集をいろいろ見た。
その写真展のタイトルの写真集は特別装丁版をもう買ってあったのでめくりやすい通常版をもう一冊買うことにして
あとは他の写真家の写真集をぱらぱらと見ていた。
あんなふうに写真家の写真集がそろっている場所(本屋)は僕の住む田舎には殆どない。
なのでこういうときは逆に作者が誰かもちゃんとも見ずに、出会いを求めてまっさらな気分で手に取っていったりする。
いくつかいいのはあるけれど、写真集は高い。そしてけっこう重いものなのでそうそう何冊も買えない。
でも手にとって写真を見ていくうちわりとすぐに「ああこれいいな」と感じた、ちいさな白い装丁の写真集を選んだ。
そして改めて作者を見てみると村越としやさんの写真集だった。「tuning and relese」。
村越さんの写真は2年くらい前に「雪を見ていた」を見て以来気に入ってしまって、そのほかにも4冊買っていた。
好きな写真家なんだからそりゃわかるだろう、といわれればそれまでなんだけど、そこで偶然手にとって
写真だけを見て選んで、それがやっぱりお気に入りの作者だった 、というのはなんだかうれしい。
ちなみに行った写真展は渡部さとるさんの「demain」。オリジナルプリントが欲しかったが自分の一番欲しい写真が
そのとき出ていなかったのであきらめた。
あまりプリントを買ったことがないのでよくわからないのだけど、やはりああいうのも巡り会いなんだろうか。
その後中野駅までぶらぶらと歩いて戻り、帰りの新幹線で二つの写真集を何度も眺めながら帰った。
暖かい日で良かった。
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