2013/04/15

いのちの階段

いのちの階段というのは右に見えている箱のような建物へ上がっていく階段。
その箱の建物部分から地下600メートル近くまで縦坑が続いていたらしい。

炭鉱へ入った人達はこの縦坑を使って上がってきて、この階段をおりてくるとき
生きていたな、と実感するとかしないとか。それでいのちの階段というのが1説。
しかしこのとき聞いた話は全く違う意味。

この600メートルの縦坑を降りるとき炭鉱夫の乗ったゴンドラは
数十秒でまるで自由落下のように一気に下っていく、いやもうほとんど”落ちて”いくのだとか。
初めてそれに乗る炭鉱夫などは失禁したりや、もしくは失神したりしたそうで
あの階段は言ってしまえばまるで死のエレベーターに向かうようなもの。
その意味でいのちの階段と呼ばれていたという説も。
いずれにせよ過酷な仕事だったんですなあ。

GR1v   Fomapan400



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