2013/07/12

うしろむきな将来への希望

フジカラーのネガカラーPRO400がなくなってこのPRO400Hだけのラインナップになったのを知ったとき
またか、と 選べるフィルムの種類が減るコトに再び危機感が募った。

しかし元々僕はシアンが出る400Hのほうが好きでフジのネガカラーでは主にそっちを使っていて
国内向けの400無印は殆ど使ったことがない(いやそもそも大概はKodakがメインなのだけど)。
だから普段使う分にはなにもかわらないし、だからそのフィルムを使ってもいなかったくせになにを都合の良いことをと、
なんだかそう思う後ろめたさも同時に感じてしまった。
これは普段全く乗らない路線なのに廃線になるからとあわてて写真を撮りに行く葬式テツのようなものだ

でもやっぱり使うとか使わないとかそんなことを越えて単純にフィルムが減っていく寂しさは大きいのだ。
葬式テツも多くの人は減っていく鉄路に漠然としたさみしさを感じるのだろう。

M6TTL+Summilux35mm F1.4    PRO400H



まあせめてフィルムを買って使おうと思う。
葬式テツもせめて先行き怪しいところへは先に行ってすこしでも乗ると良いと思う。
どちらも延命させるというには微力すぎても、いざそのときの後ろめたさはきっと少し減るだろうから。


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