銀塩白黒: 2014/07/01

2014/07/31

夕凪の坂町　４

M6TTL＋Summilux-M 50mmF1.4／Kodak Elite Chrome100

時間が出来たら、暇が出来たら、坂道へ繰り出した。
そしてそこら中で猫に遇う。

2014/07/30

夕凪の坂町　３

M6TTL＋Summilux35mm F1.4／PRESTO400

坂を上って振り向いて、尾道水道。
この街の坂の楽しみの一つ。

2014/07/29

尾道ではレンタルハウスを借りた。
管理人さんにこの山の上にあるホテルを目指していけばいいよ、と教えてもらったので駅からタクシーで登ってきた。
ホテルの横には駅からも見えていたお城があった。なんの予備知識もなしにこれを本気でお城だと信じてたのだが
近くでよく見たら窓にはしっかりアルミサッシが入っている。
あとで調べてみたら鉄筋コンクリートのただの城風の建物だった。しかもかなりの廃墟だ。
尾道に到着して最初にくらった結構なインパクト。

しばし眺めた後、このすぐ横の坂をおりて4日間の仮の住まいへ。

2014/07/28

夕凪の坂町　１

M6TTL＋Summilux-M 50mmF1.4／PRESTO400

尾道に来たらここで必ず電車の中から写真を撮ってやろうと狙っていた。
「カメラマガジン」の6号で加納満さんの尾道のこのアングルの写真があって、それにすごく惹かれた。
本家取りというほどでもないけれど、憧れのモノまねを。

2014/07/27

屍蝋の光る指先から

NaturaClassica／Kodak P3200

2014/07/26

中野で牡蠣食う夜

KLASSE-S／Tri-x

しかしこの日体調最悪。胃がモノを受け付けない。
じゃあ何でこんな店に来たのかと。
自己問答を繰り返しつつビールばかりを飲んでいたら1時間後には復調していくのだった。

2014/07/25

おすましで意地悪のひとさし指

M2＋Summilux 35mm F1.4／Legacypro 400

家の前のサトイモの葉がいつのまにか大きくなっていた。
それほど外に出てなかった。

ふるへるさびしい草をみつめる

BESSA-R＋GR lens 28mm F2.8／Orwo N75

2014/07/24

憧れに引廻される女等の鼻唄を

M3＋Summitar 50mm F2.0／Kodak PX125

2014/07/23

2014/07/22

眉間を弄られ欠伸をもよおす

M6TTL＋Summilux35mm F1.4／PRESTO400

2014/07/21

上品な、まつしろな椅子の足がそろつてゐる

Nikon U2＋Ai AF Nikkor 35mm F2D／ACROS100

タイトルは萩原朔太郎の『白い共同椅子』という詩のなかの一行。
色々思い入れがあったのです。

もちろんいつものように写真とは何の関係もないのだけど。

2014/07/20

涅槃は熱病の夜あけにしらむ青白い月

NATURA CLASSICA／Kodak P3200

日が落ちてまだ生暖かい夏の風の道路なんかで
町のざわめきを聞きながら冷たいビールが飲みたいが
たぶん二杯目でエアコンの効いた店内に逃げたくなる。
それほどの根性も持ち合わせていないのだ。

2014/07/19

疲れた胸の裡を　花弁が通る。

NATURA CLASSICA／Kodak P3200

また野毛で飲みました。

2014/07/18

さびしい人格が私の友を呼ぶ

F3P＋APO-LANTHAR 180mm F4 SL ／Orwo N75

2014/07/17

人なき海の夏の昼

M6TTL＋Summilux35mm F1.4／Rollei RETRO80S

みんないつしよに、かわゆらしい、血だらけの手をあげた

M2＋Summicron 35mm F2／Tri-x

すこし前の話。

でっかいデジタル一眼のカメラを何台か手放したりしたので
ちょっと潤った財布で中古のM9でも買うかとお店を物色してる最中に
中途半端に安めの値札が付いたホンモノかどうかわからないようなブラックペイントのM2を見つけた。
けっこう擦れて地金が出ているしシリアルナンバーもなんだか怪しい。でも機構の調子は良いようだ。
触っているうちにテカテカとした下品とも言える黒さが気に入ってしまってそのうち本物かどうかもどうでもよくなってきた。

結局デジカメを手放して手に入れたお金は古くて黒いフィルムカメラと7枚玉のズミクロンになった。
なんとなく欲しいと思っているデジタルのライカはまた縁がなかったなあ。

2014/07/16

畑の土が石といつしよに私を見てゐる

SWC＋Biogon38mm F4.5／400TMY

2014/07/15

さても世の中は骨の折れることだ

NaturaClassica／Kodak P3200

仕事中の楽しみは今ツール・ド・フランス。
といってもなんちゃってファンで、まさにワールドカップになったのでサッカー見よう、っていう
あの類と同じようなものです。
とはいえジロやブエルタなんかの有名レースもちょこちょこは見ているのと、
なによりこれは毎年やってくる大レースなので有力選手の名前くらいは覚えます。

今年はしかしフルームに加えて昨日コンタドールもリタイア。
ゴール前でここ数年楽しみにしていたカベンディッシュも1戦目でいなくなって
有名選手が減っていって、もうこれ以上リタイアが増えないことを祈るばかり。

とはいえ選手もさることながらサイクルロードレースはやっぱりチーム展開からのトップ争い、
ひいてはジャージ争いが楽しみで見ているので今年も月末までみっちりと
仕事を遅らせながら見ようかと思っています。