銀塩白黒
モノクロときどきカラー。銀塩写真のみ。
2015/08/12
すべて一場の夢さ、一生に何を見たとて。
F3P+Nikkor Ai 55mm F1.2/ACROS
“
つげ忠男”の漫画をまとめて買って読んだ。
“
つげ義春”氏の弟だ。
つげ義春のエッセイの中で、弟との漫画の共同作業の顛末などがあったのだが、その中で兄・義春は、弟・忠男の漫画家としての才能をずいぶん買っているような表現があったので興味がわいたのだ。
しかし数冊を読んでみたがそこまでいいものは特に感じられなかった。兄の作品に比べるとあまりにも凡庸で、また、兄や当時の劇画などの影響をそのまま必死で真似ているようにしか思えない作品も多々あった。
ハードカバーで結構なお値段の本ではあったが、感想としては、あれはやはり兄としての欲目なのかなと、そういうものだった。
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿