![]() |
| M6TTL+Summilux 35mm F1.4/Fomapan200 |
2015/03/11
音威子府で朝食を
![]() |
| M6TTL+Planar T*2/50 ZM/Fomapan200 |
この日は川島町の道の駅で朝を迎えた。
朝飯に駅ソバを食べよう、それも音威子府蕎麦を食べようと僕らは前日から決めていてこの日も朝早くから車を走らせた。みんな腹は減っているけどそもそもコンビニもなにもない。音威子府まで我慢するしかないと言い聞かせ、しかしカチンコチンに凍った道は相変わらずノロノロと進むしかなかった。
小一時間で音威子府の駅に到着。さあソバだソバだと駅舎へ突き進んでいくとしかしなんてこった、駅のソバ屋は10時開店であった。そのとき8時すぎ。どっと力が抜ける。
自販機で温かいお茶を買って腹を慰め余りすぎた時間をどうするか。そこでとなり駅の天塩川温泉へ移動した。二人はそのまま車でまた音威子府駅へ戻り、残った僕ともう一人はそこからこの音威子府へやってくる下り列車に乗ることにしたのだ。僅か数分の汽車の旅。ちょっと楽しく気も紛れたが音威子府駅に戻ってもまだ9時すぎ。その後は街を散策したり車でカメラの手入れをしたり。ようやくソバにありつけたときの充足感たるや。
かの有名な音威子府のあの黒い色の蕎麦に出会えたから…と言いたいが、おそらくあれはただただ、もう腹が減っていたからだろう。
2015/03/10
赤白灯台
![]() |
| KLASSE-S/FOMAPAN200 |
![]() |
| M6TTL+Planar T*2/50 ZM/RXP |
だから丘の上にその赤白灯台を見つけたとき、ニッポンの北の端に来たことよりもそっちのほうに小さな感動と満足を感じていた。
もちろんこの場所はこの日の単なる通過点だ。こんどはオホーツクへ向かうかどうか。しかし給油の際スタンドのおっちゃんにこの先はどうですかと聞いてみると今日はたぶんこの先で通行止めになるよ、と言う。荒れまくった天気で警報が出ていた。ろくに天気予報も聞いてない僕らにおっちゃんは呆れたように笑っていた。
無理も無茶もしない、が信条の僕らはおとなしく来た道を引き返し、やがて稚内の市街地手前あたりで南に進路を取った。まだ特に目的地も決めてない。しかし沿岸から内陸に入ったことで風は一気に和らぎ気持ちは楽になった。
運転を代わってうしろのソファで転がっていた僕はいつしか眠っていて、気がついたら外は真っ暗で車は山の中を走っていた。
2015/03/09
夏の姿を知らない
![]() |
| KLASSE-S/FOMAPAN200 |
![]() |
| KLASSE-S/FOMAPAN200 |
![]() |
| M6TTL+Planar T*2/50 ZM/RXP |
それにしても僕らは冬にしか北海道に来ないので夏にこの観光地がどうなってるのかとかまったく知らない。ここが観光客に溢れるときもあるのだろうがイメージは作りにくい。
いまは北海道に海外からの観光客が激増してるとも聞く。
そういえばやはりキャンピングカーで旅していた一昨年、美瑛の丘で車中泊したことがあったのだけど、気持ちの言い張れた朝、僕らが車内で朝食をとっていたときすぐそばに白いワゴンがやってきて停車した。女性ばかりの観光客。言葉を聞くにおとなりの大きな国の人達のようだ。もちろん景色はただの雪の丘陵地帯というだけなのだけどそれでもタダ一面に広がるその光景に感動しているのか、母国語でキャーキャーと騒ぎながら写真を撮ったりして十数分その当たりを走り回ったあと。やがてまたワゴンに乗り込み去っていった。驚いたのはその車の去ったあと、その場所に大量のゴミが落ちていたことだった。ちょうどうしろのスライドドアの辺りだろうか。かの国ではそれは当たり前の行為なのかもしれないが…車を運転していたのはガイドなのか日本人だったと思う。
しばし唖然としたが仕方がないので僕らはそのゴミを拾って袋に詰めた。善行とかのつもりもないし率先してそういうことそするほど出来た人間でもないのだけど、真っ白なあの丘の上でカラフルなそのゴミたちは余りに目立ちすぎていた。
人で溢れる夏ならひょっとしたらそんなものも景色の中に溶け込んでしまうのかもしれないが。
2015/03/08
2015/03/07
2015/03/06
カメのように歩みはのろく
![]() |
| M6TTL+Summicron 35mm F2/Fomapan200 |
全員が心臓をバクバクさせていたが、それを表に出してはならないかのように「ちょっと驚いたね」「そうだね」くらいの会話をかわしただけで― そう、運転者を責めるようなことを言ってはならないと思うのと同時に、しかしそれは自らを落ち着かせるのにもきっと必死だったんだと思う。僕にしたってあれだけ瞬間的にまわりの状況を見て指示を出していたにもかかわらず、その後いつまでも手が震えていた。横転していたっておかしくなかったのだ。路面が凍っていたからスピンをしたが、凍っていたから横転せずにも済んだともいえる。
その後しばらくして運転を交替した。アクセルは前よりも踏めなくなり、僕らはノロノロとカメのようなスピードでそれでも単調な道を北へ北へと進んでいった。
登録:
投稿 (Atom)


















